組織も人も変わることができる ~成人発達理論~

発達心理学の中でも、特に成人以降に注目した成人発達理論について、わかりやすく解説している本の紹介です。

成人発達理論とは、

意識構造:人はそれぞれ独自の世界観、つまり「レンズ」を持っており、この固有のレンズのこと。

意識段階:質的に高性能のレンズや物事を俯瞰的に眺めたり、細かい点にも注意を払えたりする。こうした質的な差異のこと。

発達理論においては、自分よりも上の意識段階を理解できないとされている。

意識が成熟すれば、器が広がり、より多様な他者や曖昧なものを受容しやすくなり、多様な知識や経験を蓄えられるようになる。

各段階を簡単に要約すると

発達段階 2「道具主義的段階」:自己中心的で、達成のため他人を道具のように扱う

発達段階 3「他者依存段階」:指示待ち人間。自分の意志はなく、他人に決定してもらう

発達段階 4「自己主導段階」:自律的に行動ができる。小説家が物語を紡ぐ出せるよう。自分の価値観に縛られる

発達段階 5「自己変容・相互発達段階」:自分と他者を区別せずに、他者の成長支援が自分の成長につながるという考え

自己と他者の軸にで分けるとわかりやすいです。

自己中⇒指示待ち⇒自律的⇒自己と他者の区別なし

目指すは「垂直的成長」

これは言い換えると「人間としての器量、器を大きく深くすること」

人間は生涯を通して成長する存在です。

ありたい自分に近づけるよう、この視点は忘れず研鑽していきましょう。