年収443万円 安すぎる国の絶望的な生活 書評

日本の平均年収 それが443万円。

これは平均値であり、中央値ではないということはよく指摘されます。

この本では、平均年収付近のからの実際の生活のケース、それ以下で生活している人のケースが書かれています。

独身、家庭のある人、親の介護、病気など様々なケースが紹介されています。

多くの人が仕事に関する悩みを抱えており、キャリアカウンセラー(キャリアコンサルタントのことであるが、原文のまま記載)の助けを必要しているとも書かれています。

多くの仕事に悩みなどを抱えているケースで、ハローワークでのキャリアカウンセラーとの接触の必要性が言われています。

しかしながら、それは実現できていないようです。

求職者がキャリアカウンセラーの必要性を感じていない、またキャリアカウンセラー側も受け身の支援に終始している様子です。

キャリアコンサルタントとしての課題を強く感じる一冊でした。

  • 必要な人に支援が届いていない
  • 日々の生活も苦しい人が、多額の相談料を払ってまで支援を受けるとは思えない(低額か無償での支援が必要)
  • 中小企業ではキャリアコンサルタントの支援を受けられるような環境にない

私も支援の在り方について深く考えさせられる一冊でした。