コーチングとは? ~ティーチングとの違い~

ビジネスパーソンの方は「コーチング」を聞いたことはあると思います。

育成の観点で「コーチング」が大事だということは、多くの研修で叫ばれいます。

一方で「ティーチング」との違いは何か?

「ティーチング」は悪なのか?悩んでいる方もいると思います。

 簡単に「コーチング」と「ティーチング」の違いや、メリット・デメリットをまとめてみました。

「コーチング」とは?

対話を通してコーチングの受け手が、自ら答えを導き出せるようにサポートする指導の手法です。 

コーチする側とコーチングを受ける側が双方向となり、また、コーチングは指導を受ける側が答えを持っているという前提で行われることが多いです。

@メリット:部下に自分の頭で考える力を付けさせ、自立を促せるという点があります。コーチングは相手のポテンシャルを引き出すため、自発性に委ねる方法です。人材育成において、育成の対象となる社員は受動的になってしまう傾向があります。

@デメリット:1対1形式で行われることが多いため、指導に時間がかかってしまったり、一度に複数人を相手に行うことができないデメリットもあります。ティーチングと違い、あくまで中期的な視野を持っておこなう育成であるためです。

「ティーチング」とは?

先生が生徒に授業を行うように経験豊富な人が、経験が浅い人を相手に自分の知識やノウハウを伝えるという手法です。 

指導者から指導を受ける側への一方通行となり、また指導者側が明確な答えを持っているという前提で行われることが多いです。

@メリット:相手に答えを教えて指導するという特徴から、短時間で仕事において重要なスキルや情報を伝達できるメリットがあります。そのため、直近で知見やスキルを習得する必要がある場合などに非常に有効です。また、講義形式で行われることも多いため、一度に大勢を対象に指導を行うことができます。

@デメリット:指導する側の中に明確な答えがあるものしか伝達することができないため、指導側の経験や知識以上のものを伝えることはできません。その形式上、受講者は受動的になってしまうデメリットがあります。 一方的に指導を行うことが多いため、部下が自分の頭では考える習慣が身に付けづらくなったり、自立を促すことが難しくなったりしてしまいます。

このように良し悪しがあり、場面に応じて使い分ける技量が求められます。

多くの方に見られるのが、コーチングをしている意識はあるが、答えやアドバイスを伝えており、いつの間にかティーチングに変わっているということです。

答えを言いたくなる気持ちをぐっと抑えて、待ちましょう。

沈黙は相手が深く考えている時間です。すごく良い時間です。

沈黙を待てず、こちらから何かを話さないようにしましょう。

先輩の背中を見て学ぶ時代ではなくなっています。

しっかりコーチングを行い、自律的に成長を促しましょう。