文化庁が9月17日に2023年度の「国語に関する世論調査」公表しました。
ニュースにもなっていますが、月に1冊も本を読まない人が6割超になったことが話題になっています

引用:yahoo!ニュース
コロナ前後で大きく読書に対する行動が変わったことが読みとれます。
- どの年代層でも、インターネットやSNSなどで情報を得ることが主流となったこと。
- 読書に時間が取れない(仕事、趣味の時間、SNSなどで時間がない)
また、書籍で話題を集めているのが
『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』 著:三宅香帆 集英社新書
この書籍の中でも以下のような内容がある。
- 現代日本の働き方では、読書をする時間が取れない
- インターネットですぐに得られる情報は時間を取らないが、読書からの知識は時間がかかりノイズが多いため非効率
活字を読むのではなく音で聞くスタイルである「オーディオブック」の市場は拡大しています
日本能率協会総合研究所(2020年発表)によると、2024年度の市場規模は260億円になるとの予測を発表しました。

引用:日本能率協会総合研究所
本は読みたいが時間がないため”ながら読書”が拡大している裏付けかもしれません。
これらの情報から、現代日本は
「本を読まない」ではなく「本が読めない」環境なのかもしれません。
給料は増えず格差は拡大している状況で、時間的に余裕はなく幸福度は高くない。
そんな日本にいつの間にかなっているのだと考えるに至りました。
『読書する人だけがたどり着ける場所』 著:齋藤孝 SB新書
この著作から思う、読書の効能を自分なりに考えました。
- 文章から隠された(表現されていない)意図や背景が読み取れるようになる
- 「構え」を変えた読み方をすることで「相手の視点」や「相手の立場」になった場合の結論を体感できる
- 視点の多角化により人間として”深み”が増し、AIでは難しい判断力・人間力が育つ
多くの人が読書が楽しめる。そんな時代に変わってくると幸福度が高まっているのかもしれませんね。
